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近大対策にも効く!英検準1級勉強法5選

英検2級を活用して近畿大学の受験英語を回避できる制度が話題になっています。しかし、実際に受験を有利に進めるためには、英検準1級を目指すことが今後さらに重要になるかもしれません。本記事では、英検準1級に合格するための勉強法を5つの視点からご紹介します。英語力を高めながら、大学入試でも一歩リードできる方法を知りたい方はぜひ最後までご覧ください。
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目次
- ○ 1. 英検2級で近畿大学が目指せる理由
- ・1-1 英語試験が免除される入試方式とは?
- ・1-2 英検提出で加点・出願条件を満たせる学部
- ○ 2. 英検2級の語彙勉強法:頻出単語に絞って効率学習
- ・2-1 高校レベルの重要単語を網羅するには
- ・2-2 出題傾向に合った単語帳の選び方
- ○ 3. 英検2級リーディング対策の勉強法
- ・3-1 長文問題の読み方とスピードアップ法
- ・3-2 問題文先読みと選択肢攻略のコツ
- ○ 4. 英検2級ライティングの勉強法
- ・4-1 シンプルで評価されやすい構成とは
- ・4-2 よく出るトピックと表現のストック術
- ○ 5. 英検2級リスニングの勉強法
- ・5-1 会話パターンと聞き取り練習の進め方
- ・5-2 音読・シャドーイングで耳と口を鍛える
- ○
- ○ まとめ
1. 英検2級で近畿大学が目指せる理由
近畿大学では、英検2級の資格を活用することで、英語試験を免除できる入試方式が複数あります。これは、一般的な筆記試験を受けずに英語力を証明できる制度で、受験者にとって大きなメリットとなります。学部や方式によっては、英語が満点換算になったり、出願条件を満たす要素として活用できる場合もあり、英検2級を持っているだけで受験チャンスが大きく広がります。このような制度を知っていれば、高校1~2年生のうちから英検2級取得を目標に計画的に準備することが可能です。英語に自信がある人はもちろん、筆記試験が苦手な人でも、英検2級の合格によって入試を有利に進めることができます。
1-1 英語試験が免除される入試方式とは?
近畿大学では、特定の学部・入試方式において「英語外部検定試験(英検など)」のスコア提出によって英語試験が免除される制度が導入されています。特に英検2級以上を対象とした方式では、英語試験そのものが課されず、その他の科目や書類選考のみで合否判定が行われるケースもあります。たとえば「総合型選抜」や「学校推薦型選抜」の一部では、英語の得点を英検スコアで代替することが認められており、英検2級合格が「英語力証明」として正式に評価されるのです。これにより、英語筆記試験の準備にかかる負担を減らし、他の教科や面接対策に集中することができます。また、複数の方式で出願することも可能なので、英検2級を取得しておけば選択肢の幅が広がり、より柔軟な受験戦略が立てられます。近畿大学のように英検を積極的に活用している大学では、この制度をうまく活用することで、受験を有利に進めることができるのです。
1-2 英検提出で加点・出願条件を満たせる学部
近畿大学では、英検2級以上の取得によって「出願条件を満たせる」「得点換算で加点される」など、さまざまな形で活用できる学部が複数あります。たとえば文系学部では、英検2級のスコア提出により「英語の得点を満点扱い」とする方式があり、通常の英語試験を受けるよりも安定した評価が得られることが多いです。学部によっては、評定平均がやや足りない場合でも英検資格が補完要素として働き、出願条件をクリアできることもあります。また、近畿大学は私立大学の中でも特に受験方式が多様で、英語資格の活用が柔軟に認められている点も魅力です。看護医療系や国際系の学部でも英語資格が評価される場合があり、学力以外の努力を形にする材料として英検は非常に有効です。つまり、英検2級合格は単なる「英語力の証明」にとどまらず、「受験資格の獲得」や「得点補完」といった実利を伴う戦略的ツールになるのです。
2. 英検2級の語彙勉強法:頻出単語に絞って効率学習
英検2級の語彙は、出題される範囲が広いため、すべてを網羅しようとすると時間がかかってしまいます。そこで重要なのが、「頻出語」に絞った効率的な学習です。過去問分析や、英検専用の単語帳を活用することで、出やすい単語から優先的に覚えることができます。また、意味だけでなく、例文とセットで覚えることで実践的な記憶につながります。スマートフォンアプリを使った反復や、日常的な音読・書き取りを組み合わせることで、記憶の定着も高まります。語彙力はすべてのセクションの基礎となるため、早い段階からしっかり取り組むことが、合格への近道になります。
2-1 高校レベルの重要単語を網羅するには
英検2級の語彙は、おおむね高校卒業程度とされており、一般的な英語の教科書よりもやや難しめの単語が多く出題されます。たとえば「environment」「responsibility」「benefit」などの抽象的な語や、「launch」「influence」「consume」などの動詞は頻出です。これらの語彙を網羅的に覚えるためには、まず「英検2級用の単語帳」を一冊選び、繰り返し使うことが基本です。特に1日10〜20語程度を目安に、意味と例文をセットで覚えるのが効果的です。例文が載っている単語帳を選ぶことで、単語の使われ方がイメージしやすくなり、記憶に残りやすくなります。また、学校の教科書や模試に出てきた単語に印をつけ、単語帳と併せて復習する方法もおすすめです。さらに、スマートフォンアプリを併用すると、隙間時間での反復が可能になります。毎日短時間でも続けることで、1〜2ヶ月で2級レベルの単語は習得可能です。単語学習は一度で完璧にするのではなく、繰り返し確認することがポイントです。
2-2 出題傾向に合った単語帳の選び方
英検2級対策の単語帳を選ぶ際は、「出題傾向に沿って構成されているか」が重要なポイントです。たとえば、過去問分析に基づいて語彙が分類されているタイプの単語帳や、「大問ごと(語彙・長文・リスニングなど)」に使い分けられる構成のものがおすすめです。また、英検特有の「フォーマルな語彙」「アカデミックな話題」への対応が記載されているかも確認しましょう。市販されている有名な英検2級単語帳の中には、見出し語だけでなく例文・派生語・類義語まで掲載されているものもあり、語彙力を立体的に広げるには最適です。学習スタイルに応じて「CD付き」「アプリ連動型」などを選ぶのも効果的です。また、日常英会話中心の単語帳よりも、英検過去問に準拠したものを選ぶことで、よりスコアにつながりやすくなります。迷った場合は、学校や塾で使用されている教材を基準にするのも一つの手です。自分に合った単語帳を絞って使い倒すことが、語彙習得の一番の近道です。
3. 英検2級リーディング対策の勉強法
英検2級のリーディングは、時間内に多くの英文を正確に読み解く力が求められます。そこで必要なのが、「読解スピード」と「正確な情報処理」の両立です。長文問題に取り組む際は、まず設問を先に確認して、何に注目して読めばよいかを意識することが重要です。また、段落ごとの要点を押さえる「スキミング」や、特定情報を探す「スキャニング」の練習も効果的です。リーディング力を高めるには、過去問や模擬問題を繰り返し解くのはもちろん、英文に毎日触れる習慣も大切です。読むスピードは意識的に訓練すれば確実に伸ばせるため、早い段階から取り組み始めましょう。
3-1 長文問題の読み方とスピードアップ法
英検2級のリーディングでは、長文問題がスコアの大きな比重を占めます。英文の長さは400〜500語程度あり、時間内に複数の長文を読み切るには、正確さとスピードの両方が求められます。まず基本となるのは、「段落ごとに要点を押さえて読む」読み方です。最初の文で主題をつかみ、中盤で詳細や理由、最後の文で結論や要約を確認することで、効率的に全体像を把握できます。わからない単語があっても、立ち止まらず前後の文脈から意味を推測する練習を日ごろから行いましょう。また、英文を読むスピードを上げるには、「音読」や「黙読の時間測定」がおすすめです。たとえば、1分間で何語読めるかを記録し、少しずつ記録を伸ばしていくことで読解力とスピードの両方を鍛えることができます。初めは過去問を使い、時間制限なしで正確に解く練習からスタートし、徐々に制限時間を意識していく段階的な学習法が効果的です。
3-2 問題文先読みと選択肢攻略のコツ
英検2級のリーディングをスムーズに解くためには、「問題文を先に読む」ことが大きな武器になります。長文に入る前に、設問と選択肢をあらかじめ見ておくことで、「どこに何が書かれているか」を意識しながら読めるようになるからです。特に「本文の内容に一致するものはどれか」「筆者の意見はどれか」などの設問は、先に読んでおくと情報を拾いやすくなります。また、選択肢を見比べる際には「内容のズレ」や「極端な表現(always, never など)」があるものは誤答になりやすいという出題傾向も押さえておきましょう。さらに、段落ごとに「これはこの設問に関係がありそうだ」と目印をつけておくと、見直しの時間が大幅に短縮できます。これらのテクニックは、単なる速読ではなく「戦略的読解」です。過去問を解く際には、問題文先読み→本文精読→設問解答→答え合わせのサイクルで解いていく習慣をつけましょう。
4. 英検2級ライティングの勉強法
英検2級のライティングでは、自分の意見とその理由を英語で表現する力が求められます。採点では、難しい語彙や文法よりも「構成のわかりやすさ」「内容の一貫性」「文法の正確さ」が重視されるため、まずはシンプルな構成をしっかり身につけることが大切です。おすすめは、導入・理由1・理由2・結論の4段落構成です。さらに、よく出るトピックを事前に調べ、それに使える表現をストックしておくことで、本番でも焦らず書けるようになります。テンプレートや例文を活用しながら、週1~2回の練習を継続すると、自然と書く力が養われていきます。
4-1 シンプルで評価されやすい構成とは
英検2級のライティング(英作文)は、与えられたトピックに対して、自分の意見と理由を英語で書く形式です。評価されやすい文章にするためには、構成をシンプルに、かつ論理的にまとめることが大切です。おすすめは「4段落構成」です。①導入(自分の立場)→②理由1+説明→③理由2+説明→④結論、という流れで書くと、読みやすく、採点者に主張が伝わりやすくなります。特に2級では複雑な語彙や文法を使うよりも、「文法ミスをしないこと」「理由に一貫性があること」が重視されるため、無理に難しい表現を使う必要はありません。「I think ~ because...」や「For example, ~」など、基本的な文型を使いこなすことが鍵です。事前にテンプレートを用意しておき、それに自分の意見をはめて書く練習を繰り返すことで、本番でもスムーズに書き出せるようになります。文量は80~100語が目安。短くても要点を押さえた文章であれば、高得点が狙えます。
4-2 よく出るトピックと表現のストック術
英検2級のライティングでは、「環境」「教育」「テクノロジー」「家族」「社会問題」など、比較的なじみのあるテーマが出題されます。たとえば「Do you think it is important for students to study abroad?」といった意見を問う問題に対して、あらかじめ「留学のメリット・デメリット」などの基本的な語彙やフレーズをストックしておくと、素早くアイデアが出せるようになります。表現の引き出しを増やすには、「過去問の模範解答を読む」「英検対応の表現集を暗記する」「自分なりに例文を作ってストックする」ことが効果的です。具体的な表現としては、「It helps broaden their horizons.(視野を広げる)」「It saves time and money.(時間とお金を節約できる)」など、汎用性の高いフレーズを複数用意しておくと、どのトピックにも応用できます。また、自分の意見を裏付ける「For example」「This is because」などの接続語も、定番表現として覚えておきましょう。頻出テーマごとの語彙・構文を整理しておけば、試験本番のアウトプットが非常に楽になります。
5. 英検2級リスニングの勉強法
リスニングは、多くの受験者にとって得点源にもなり得るセクションです。英検2級では、会話・ナレーション・インタビューなど幅広い形式が出題されますが、頻出パターンを理解しておけば高得点が狙えます。リスニング力を高めるには、単に聞くだけでなく「聞いて、声に出す」練習が効果的です。シャドーイングや音読を通して、音の変化やリズムに慣れることで、実際の試験でも音を取りやすくなります。毎日5〜10分でも継続して音声を聞く習慣を持つことで、耳が自然と英語に慣れていきます。集中して取り組めば、短期間でもリスニング力は飛躍的に向上します。
5-1 会話パターンと聞き取り練習の進め方
英検2級のリスニングには、日常会話・アナウンス・インタビュー形式など、さまざまな音声パターンが登場します。まずは「問題の形式に慣れる」ことが第一歩です。過去問や模擬試験を使って、自分がどの形式に弱いかを把握しましょう。日常会話の設問では、話の流れや会話の目的に注目する必要があります。「依頼・断り・提案」などの意図をつかむ練習を重ねましょう。聞き取りの精度を上げるには、まず1回目は音声を流して内容を大まかに掴む→2回目にスクリプトを見ながら音読→3回目に一緒に発音して確認、という「聞く・読む・話す」を組み合わせた学習法が効果的です。また、問題に出てくる選択肢に着目し、「似た意味の表現」や「言い換え」に敏感になる訓練も重要です。苦手な設問パターンを毎日1つずつでも解いていくことで、耳が慣れ、自然と対応力が身につきます。最終的には、聞こえた内容をメモなしで頭に残す練習も加えておくと、本番での集中力維持に役立ちます。
5-2 音読・シャドーイングで耳と口を鍛える
英検2級のリスニング力を上げるためには、「音声に対する反応速度」を高めることが不可欠です。そのために最も効果的なトレーニングの一つが「シャドーイング」です。これは、音声を流しながら1〜2語遅れてそのままマネして発音する練習法で、ネイティブのイントネーションやリズムに自然と慣れることができます。スクリプトを見ずに始めるのが理想ですが、初めはスクリプトを見ながらでも構いません。音読とシャドーイングを交互に行うことで、音に対する「耳の解像度」が上がり、英語の聞き取りがスムーズになります。特に、リエゾン(音のつながり)や省略された発音に気づけるようになることが、リスニング上達のカギです。また、自分の声を録音して聞き直すことで、「聞こえているつもり」の音と実際に再現できている音との差を確認できます。これを繰り返すことで、リスニングとスピーキングの力が同時に鍛えられ、英語の処理スピードそのものが向上していきます。
まとめ
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